防犯 パート2

本日「防犯」の書込を致しました一件を、
我が家のお寺様に尋ねてみましたところ、
やはり物乞いでお寺を訪ねてこられる人が多いとのこと。
その人達が決まって言うことがあるらしく
「お寺は施しをするところでしょ!だからお金を・・・」
確かに一人に対して行えば、
次から次へと入れ替わり立ち替わり来るのは想像がつきますね。

一軒のお寺様がこのような問題に取り組んでも解決されないことですが、
例えば、週末にご法事が営まれる家が多い昨今、
週明けの日に法事のお下がりで口の足しになるようなものがあれば、
それらをそのような人たちに施せたらいいでしょうね。
でも、夏場なら食中毒とかの心配があったりとかで、
その場合はどうする?などの問題意見も当然出てくるでしょうが、
何事もなせばなるの精神でいかないものでしょうか?
その時は何かお手伝いできることがあれば参加したいものです。

防犯

年末と言うこともあり、
ご近所のお寺様にごあいさつにここ数日足を運んでいます。
その中で今年特に気になった事が一点ありました。
それはお寺様の防犯の取り組みです。
監視カメラはもちろんのこと、
個々に警備会社と契約されている様子で、
山門は閉まっていても、
以前は勝手口から出入り出来ていたものですが、
最近は施錠されてあり戸締まりが厳重です。

地方で代々おまつり供養されてきた仏像などが盗難に遭う時代ですから、
色々と難しい面のあるでしょうが、
本来お寺様は誰もが集える地域に根ざしたコミュニティーの場であったのに・・・と少し寂しく、
地域社会からどんどんと寺院いや仏教そのものが、
阻害されていくような気がするのは私だけの思いでしょうか?

そのことが原因ではないにしても、
これからはますます、
お寺様は初めに人が亡くなって連絡する方ではなく、
まず初めに葬儀屋さんにお願いをしてから後にこられる方になっています。
人が亡くなれば宗派は関係なくまずは亡き人のために、
お経の一つでもあげてもらはないといけないと感じる日本人は・・・。

すこし話は脱線してしまいましたね。