第5回2015大阪マラソンの大会前日又は前々日までに、
本人が事前に受付を済まさなければ参加出来ません。
その受付会場では大会協賛のスポンサー企業などが、
会場内に出店し宣伝や物品販売を行っています。
今回、その中で関西大学のブースに目が留まり、
わくわく気分で立ち寄ることに。
内容は「ランニングフォームクリニック」なるもので、
実際にトレッドミルでランニングを行いアドバイスがいただけるとのこと。
人間健康学部の小田伸午教授・河端隆志教授、のお二人の内、
私は小田伸午(おだしんご)先生からレッスンを受けることになりました。
時間にして10分ほどでしたが、
マンツーマンでご指導くださり目から鱗の話が…。
少し話はそれますが、
そもそも私の外反母趾はこんな状態です。
今までランニングしていて痛みを感じることはなかったのですが、
今年の7~8月からランニング後、急に左親指とその次の指の間が痛みだし、
素足で自宅階段の昇降が辛くて辛くて。
本格的に病院を探して行こうかと考え始めるまでに。
ついには9月の初め走る事も諦めて、
痛みがなくなるまでランもやめることにしました。
それでも大会まであと1ヶ月半と迫ってくると、
やむを得ず走り出します。
幸いなことに走っている最中は痛みはなく、
ランニングが出来たのはラッキーでした。
でも、ランニング翌朝は痛くて痛くて、
そんな繰り返しです。
話を本題に戻します。
こんな私が外反母趾の事をホンの少し先生に伝えると、
意外な答えが先生から返ってきました。
それは親指の付け根の拇指球で地面を蹴って走ってるからだと。
ランニングでは足裏全体で着地は必要だが、
重心は親指側ではなく、小指側でするものだ!とのこと。???
親指拇指球重心だと外反母趾悪化だけで無く、
膝の内側も故障しますよ!とこれまたズバリ言い当てられた。
また、重心は身体の真ん中ではなく、
真ん中よりやや左側に重心を意識して走る!とのアドバイス。
あくまでも左側重心のイメージを持つだけ、
身体は左に傾けず、水平。
それと、極端な事を言えば、
左足で走る。右足は軽く添える。で良いそうです。
小田伸午先生曰く、
人間は臓器の中で重たい肝臓を守るために、
自然と左足側に体重を乗せて生活しているのだとか。
陸上のトラックも左回りなのは、
左足を軸として走るには都合が良いからだ!と。
サッカー選手も左足を軸に右で蹴る。
競輪選手は左足を軸にこぎ出す。
之すなわち「ナンバ走り」なり、
ランニングもこれらを実践することで今より10%楽に走れると、
言われてました。
これが大会2日前の10/23(金曜日)夜の話、
早速これを試そうにもぶっつけ本番にやってみることに。
結果はすでに書いた通り、
自己ベストの4時間13分17秒ではありましたが、
この走りを意識した事により記録更新だったのか、
真偽の程は如何に…。
でも、断言できることが一つあります。
外反母趾の痛みは無くなることはありませんが、
今までのような翌朝激痛がすることはなく、
楽になっています。
なので大阪マラソンの翌日は、
久しぶりのトレランも行くことが出来ました。