防犯

年末と言うこともあり、
ご近所のお寺様にごあいさつにここ数日足を運んでいます。
その中で今年特に気になった事が一点ありました。
それはお寺様の防犯の取り組みです。
監視カメラはもちろんのこと、
個々に警備会社と契約されている様子で、
山門は閉まっていても、
以前は勝手口から出入り出来ていたものですが、
最近は施錠されてあり戸締まりが厳重です。

地方で代々おまつり供養されてきた仏像などが盗難に遭う時代ですから、
色々と難しい面のあるでしょうが、
本来お寺様は誰もが集える地域に根ざしたコミュニティーの場であったのに・・・と少し寂しく、
地域社会からどんどんと寺院いや仏教そのものが、
阻害されていくような気がするのは私だけの思いでしょうか?

そのことが原因ではないにしても、
これからはますます、
お寺様は初めに人が亡くなって連絡する方ではなく、
まず初めに葬儀屋さんにお願いをしてから後にこられる方になっています。
人が亡くなれば宗派は関係なくまずは亡き人のために、
お経の一つでもあげてもらはないといけないと感じる日本人は・・・。

すこし話は脱線してしまいましたね。

納骨・埋葬の仕方

今月は偶然お客様からの骨壷に関する同様の質問が多くありましたので、
少し書き込みたいと思います。

冠婚葬祭はその地方独特の習わしがたくさんあります。
今回はタイトルの「納骨・埋葬の仕方」ですが、
まず、関西と言っても地元である大阪の場合をお話し致します。

ご不幸があった場合、もちろん火葬を行います。
そして骨拾いをします。とここまでは全国違いは無いものと思われます。
(もちろん一部地域では未だに土葬の場合もあることでしょう)

問題はお骨を拾い、どの大きさの骨壷に収納するかです。
大阪の場合は、大小2個の白無地の骨壷を用意します。
大きい骨壷(口径15センチ~18センチ)に体全体のお骨を収め、
小さい骨壷(口径7.5センチ)に喉仏のみ納めるのが習わしです。

そしてお墓に納骨する時期が来れば白い木綿の布(袋)を用意し、
それに骨壷から中身のお骨を移し替え墓地に埋葬致します。
(決して骨壷ごと埋葬は致しません。)

その理由として、
骨壷は陶器製の焼き物のために土に帰ることはありません。
当然その中のお骨も土に帰せません。
なので大阪ではそのようにします。
(昔は火葬ではなく、土葬をしていたのでその名残と思われます。)
ご多分に漏れず私の親父もそのように致しました。

関東の方にこのお話をするといつも驚かれます。
骨壷のまま墓地に埋葬するのですから致し方ありませんね。

正式な発表ではありませんが

一部の線香メーカーで
6月から値上げが実施されましたが
それに続くかたちで
9月頃から大阪堺の線香メーカーさんが
白檀を主に使用した線香の
価格を改定される話がうわさされはじめました

正式にどのメーカーの何がいくらに値上げされるのか
ハッキリとはわかりませんが
値上げがあるのはどうやらホントのようです

メーカーから発表がありしだい
このページでお伝えしたいと思います