がんばっぺ福島 3

いよいよ今日で福島ともお別れ、
磐梯山には上がれそうにないけど、
車で裏磐梯まで行くことに。

本来なら有料道路のゴールドラインですが、
この夏は無料で開放していました。

福島県の観光有料道路 – 福島県道路公社
https://www.dorokosha-fukushima.or.jp/douro/index.html

ゴールドラインの道路では、
途中、何ヶ所か滝が見られる場所がある。

その中でもおすすめは「まぼろしの滝」

 

裏磐梯には明治の大噴火で、
川がせき止められて出来た湖や沼がたくさんあります。

特に神秘的だったのが、
五色沼の青(あお)沼が印象に残っています。

沼の色は同じ色ですがこちらは瑠璃沼。
沼の奥には裏磐梯山が見えています。

裏磐梯観光協会 五色沼湖沼群
https://www.urabandai-inf.com/urabandai/goshiki.html

最後に、宿泊いたしましたホテル周辺は蕎麦どころとして有名。
至る所に蕎麦畑が点在しています。

  

まだまだ、回る所はいっぱいあります。
大阪にも福島と言う区はありますが、
福島県はものすごく遠いです。

たぶんこんな機会がなかったら、
一生行くことがなかったかもです。

14:30分過ぎにそろそろ猪苗代湖から帰阪。
ナビでは23:15と到着時間が表示。
でも、深夜割引を使いますので、
ゆっくり安全運転で自宅に着いたのは、
28日(日曜日)の深夜1:00頃になっていました。

がんばっぺ福島 2

今回、福島県の旅は天気予報では、
晴れの良い天気は期待できません。

東北まで来たんだから会津磐梯山は見て帰りたい。

宿のそばからゴンドラリフトで山頂に行く予定だが、
2日目も雨は降ったり止んだり。

宿は山腹にあり霧で景色が良く見えない。
でも少しだけ、部屋の窓から猪苗代湖畔が見えた。

ひとまず磐梯山は諦め、喜多方ラーメンをお昼にいざ出発。
目指すは「はせ川」さん、
雑誌に載っていた写真のしょうゆラーメンが、
美味しそうだったので行くことに。

味は魚介のスープが私には合わなかった。残念。
麺は太麺でこしがしっかりしていました。

喜多方は蔵が町中に残っている町並みです。
写真の手焼きせんべい屋さんは、
明治時代の築100年以上の蔵ですが、
今回の地震でも大丈夫だったそうです。

山中煎餅本舗
https://www.justmystage.com/home/senbeihonpo/index.html

他、味噌屋「金忠」さんの味噌アイスを子供達は楽しんでいました。

まめまる 金忠 田楽 喫茶 味噌ソフトクリーム 蔵とラーメンの町喜多方
https://www.kanecyu.com/misosohutokuri-mu.html

さて、雨は止む気配なし、
喜多方を後にして一路会津若松の鶴ヶ城、そして大内宿へ
いずれの地も例年に比べ観光客は見るからに少ない。

会津若松市観光公社|鶴ヶ城 会津若松城 御薬園 松平家廟所| 悠久の時を超え、幕末の天守閣が今よみがえる
https://www.tsurugajo.com/index.html

福島県南会津郡下郷町大内宿観光協会
https://ouchi-juku.com/index.html

宿に戻る途中、道の駅「ばんだい」に立ち寄ると、
少し晴れ間が・・・初めて磐梯山を見ることが出来ました。
でも、これでその後全く見ることはなかった。

平成21年8月16日「道の駅ばんだい」オープン|磐梯町
https://www1.town.bandai.fukushima.jp/t_navi/lg/2009/08/011_michinoeki_open.htm

 

ホテルのロビーにこんな言葉の貼り紙が、
さすけねぇ あいず
さすけねぇ いなわしろ

さすけねぇ → 大丈夫・気にしない そう意味でした。

会津弁の一例がホテルにありました。
わかる言葉もありますが改めて東北は遠い。

あいばんしょ → 行きましょう
あんちゃ → お兄さん
うるがす → 水につけておく
おばんです → こんばんは
くんつぇ → 下さい
こえー → 疲れた
こめら → 子供
ずねえ → 大きい
そべる → 甘える
たがく →(物を)もつ
でっちかる → すわる
腹くっちい → お腹いっぱい
ひゃっけ → 冷たい
みらんしょ → 見て下さい
むじる → 曲がる
むずせぇ → 気の毒・かわいそう
めごい → かわいい
やんだ → いやだ
よぐこらったなし → よく来てくれましたね
らいさま → 雷
んだげっちょ → そうだけれど
んめえ → おいしい

今回、宿には被災で非難されている住民の方もいます。
励ましの言葉は見つかりません。

毎日、今日は何をしようか明日はなにをしようかと、
時間がありすぎて退屈だといっておられた方がいました。

大阪でいると桃や梨の福島産は耳にしませんが、
例年だと海外にたくさん輸出されているそうです。

それが、今回の原発問題で全く注文がなく、
地元福島県人で食べようとラジオで言っていたのが耳に残っています。

つづく

がんばっぺ福島 1

東日本大震災で私は一体何が出来たか?
唯一、それは、ほんの僅かな募金だけでした。

震災から約半年が経過し、
今の自分で何が出来るかと考え、
8/25~8/27の夏期休暇に仕事も兼ねて、
車にて家族4人で福島県へ出掛けてきました。

大阪から福島県までは以下のサイトで検索、

高速道路料金・ルート検索 | ドラぷら
https://www.driveplaza.com/dp/SearchTop

これにより、関東を経由せず、
北陸道で新潟県を経由するルート。

往復ともに深夜割引を使い、
高速料金半額で節約したかったので、
往路は深夜2時に自宅を出発する事に、
ところが1時間30分後いきなりのアクシデント。

名神→北陸道に入ってすぐ、
車線に空き缶ほどの落下物。

深夜の高速、ヘッドライトで見えた時には、
もう遅い、避けられず右前輪で踏む。

しまったパンクかもと思いつつ、
数分走行しても変化なし。

良かったとホッと安心したのも束の間。
急に車がガタガタ震える異常発生と同時に、
真っ直ぐハンドルを維持できな~い!!

なんと右前輪タイヤのバースト!!
運転免許取得以来初めての経験。

何とか路肩に緊急停止。
事故しなかったのが今でも不思議。

4WDの愛車レガシーだったから、
高速走行中でも姿勢を維持出来た。

深夜の高速道路上で右側タイヤ交換は、
まず無理。怖くて出来ません。

自動車保険に付帯しているロードサービスへ電話。

朝日火災:ロードサービス等各種サービス
https://www.asahikasai.co.jp/service/index.html#load

いつもはローカルだと使えないPHSの携帯が、
この時ばかりは通信エリアでラッキー。

ロードサービスが来るまでの間、
車のヘッドライト以外真っ暗な中、車内は危険なので、
家族全員、雨の中、車を降りてガードレールの外へ待避。

待つこと40分、
最寄りのパーキングエリアまで車を移動後、
タイヤ交換をしていただきました。
雨の中、本当にありがとうございました。感謝!

さぁ、これからバイクのタイヤ見たいな細い応急タイヤで、
目的地まで約500キロ走行可能?

安全を考えれば、このパーキングで仮眠し、
近くのタイヤショップで新タイヤに交換が一番良い。

でも、そうすると深夜割引が途切れてしまうのと、
目的地に到着するのが遅れてしまう。

結論、タイヤ交換を福島県で行えば少しは役に立つハズ。
あせらずのんびりと、行けるところまで走ろう!!

バーストしたタイヤと記念撮影!
深夜2時から寝ていないのに、何故か家族もハイテンション。
ホントはもっと暗かったのですが、バーストタイヤが見えないので、
少し明るく写真をレタッチ!

眠気と戦いながら、何とか福島県の会津若松に15時頃到着。
まずは、タイヤ交換をしなければ。

幸いインターチェンジのすぐそばにタイヤショップがありました。

ホーム‐タイヤランド 会津|DUNLOP TYRE SHOP GROUP
https://shop.dunlop.co.jp/shop/syousai/index.php?id=301926

また、今回の目的には取引先の会社に伺う予定もあったのですが、
その会社事務所がタイヤショップから、
100メートル程の近距離にあったのです。

小野屋漆器店
https://onoya.biz/index.html

偶然とは言え有り難かったです。感謝!

タイヤ交換に1時間超の待ち時間ありましたので、
その間に取引先に急遽伺うことに予定を変更。

何とか無事2つのことを一度に片付けることが出来ました。
バーストのアクシデントもありましたが、
ホテルには17:30チェックイン。

猪苗代リゾートホテル
https://www.inawashiroresort.co.jp/

長い長い一日で、ほんまぁ あぁ~疲れた。

つづく