葬儀受付の案内掲示板

お葬式での出来事。

先月の末、ご縁のありますお寺様のご住職が逝去され、
急遽、受付をお手伝いすることになりまして・・・、

椅子に腰掛け何気なく後ろの立て看板を見ますと、

「壇信徒受付」

と書かれております。

葬儀の受付案内板

あれれ、何かヘンだぞ~???

そうなんです

信徒受付」

でないといけないハズ!

これがおぶつだんの場合だと、
仏壇も仏檀でもありかとおもいますが、

檀家と書きますが、壇家とは書かない。

ましてや今日は寺院様のご葬儀で、
地域のお寺様も大勢お参りされる。

周りの人は気がついていないみたいだけど、
これは言わずにおられない。

葬儀の担当者に間違いを指摘すると、
スマホで変換し確認されています。

思わず、別の受付には寺院様が数名おられるので、
確認されれば早いですよ~と一言。

申告納税額では大阪いや全国で数えても上位の大手葬儀社。

そもそも印刷の担当者が間違ったのは察しがつきますが、
その事に気がつかなかった会社の人材に問題かも。

人の振り見て我が振り直せ

似たようなこと絶対に無いとは言い切れないのが情けない。
私も漫然とせず丁寧に注意深くせねばと考えさせられました。

植物性ワックスのローソク

昨年、和蝋燭製造会社の社長さんとお話しをする機会があり、
洋ろうそく(パラフィンワックス)と和ろうそく(植物性ワックス)では、
同じススでも両者は大きく異なると興味深い話が聞けました。

和ろうそくの話として、
ススが出にくいとか書かれているサイトもお目にかかりますが、
実際の所、和ろうそくを使ってみると蝋燭の芯が太い分、
炎も大きくススが結構出ているのが見て取れます。

でも、和ろうそくのススは、
植物由来(米ぬか、パーム油、ハゼなど)の原料からなるもので、
掃除の際、水で十分洗い落とすことが可能だそうです。

また、洋ろうそくのススは、
鉱物由来の石油系原料なので、
水では汚れを落とすことはなかなか容易でないそうです。

特に顕著なのが寺院などの天井や壁画が、
昔と違い洋ろうそくを使うようになって、
簡単なお掃除では対応できない事態になりつつあるらしい。

そんなススの話を、
和蝋燭製造会社の社長さんから聞いてから、
受け売りで来店のお客様に伝えるようになり、

今月、お客様より、
カメヤマローソクさんの「菜(さい)」を、
一度試しに使って見たいとご注文をいただきました。

そんな経緯の中、
「菜」を改めて詳しくしらべていくと、
同業他社さんのサイトには、

植物のやさしさを表現する「菜(さい)」という名のローソク。不純物を含まない100%純粋な植物性原料を使用しています。燃焼時にもスス(油煙)がほとんど出ず、消した後の臭いも気になりません。

やっぱり100%植物性ワックスを使っているんだなぁと思いつつ、
何か引っ掛かるものを感じ、これなら一層のこと、
製造メーカーに尋ねて見るかと、以下のメール内容で尋ねて見ることに。
(※商品名が「菜」のところ、「彩」と間違って尋ねておりますので、ご了承ください。)

カメヤマローソク ご担当者 様

拝啓 時下ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたび「クリオ」と「彩」の商品内容につきまして、
お尋ねいたしたくメール差し上げます。

以前、貴社大阪支店「●●●●さん」が営業でお越しの折、
専門店向け「彩」は植物由来の原料100%で出来上がっていますが、
「クリオ」はそれが75%ほど低く抑えられていますと。
そんな説明を私自身直接聞いた記憶がございます。

実際のところ、
1.両者の商品は何処が異なるのでしょうか?
2.植物原料100%とお客様のご説明申し上げても問題は無いのでしょうか?
以上、2点ご返答お願い申し上げる次第でございます。

ネットショップをされている専門店さんでは、
結構、「彩」の説明に植物性ワックス100%使用の書込を見ます。
例えば)以下サイトご覧くださいませ。
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当店、毎週月曜定休日のため、
ご連絡はメールでご返信お願い申し上げます。

まずは取り急ぎお尋ね申し上げます。

釈迦堂 榎本圭造

結果、約 一週間後、当時の営業担当者さんから電話が掛かってきました。
以前と商品内容が違っており、現在は、「クリオ」と「菜」は90%以上植物性ワックスを使用した商品で、
ローソクの芯色が異なるだけで、他は同じ成分の商品ですとの返事でした。

その回答を聞くだけなのに、こんなに日数が掛かるのには驚かされました。
ましてや、メールで返事をお願いしたのに・・・電話を掛けてくるなんて???
まぁ、返事が聞けたと言うことで良かったです。

よっぽど私のメール問い合わせがメーカーさんには、
クレーマーみたいでイヤだったのかも知れません。

叡山香(えいざんこう)

本日店頭にご来店のお客様から、
比叡山の叡山と書いて「叡山香(えいざんこう)」は取扱されていますか?と尋ねられ、

恥ずかしながら、初めて聞く名前のお線香ですので、
当店では取扱しておりませんと返事をいたしますと。

娘さんがいつも買って来てくれるので、
どこでも販売しているものだとてっきり思っていたとのこと。

お客様が帰られ、すぐさまネットで検索してみたところ、
確かに叡山香と言う名のお線香は存在するみたい。

お線香メーカーが通常販売している商品とは違い、
何処でも購入することは出来ないオリジナルな商品でした。

こんな商品の問い合わせはたまにあるのだが、
知らないお線香って、まだまだいっぱいありますね。